これまで、公正証書のメリットや

手続きについてお話してきました。

今回は、最後に

「注意点とまとめ」

をお伝えします。

これまでの内容を整理しながら、

公正証書を作成する際に

気をつけるべきポイントを

しっかり確認しましょう。

公正証書を作成するときの注意点

公正証書を作成する際には、

示談書の内容がきちんと明確になっていることが

大切です。

たとえば、慰謝料の金額や支払方法、

期日などがはっきりしていないと、

せっかく作っても、強制執行ができなかったり

する可能性もあります。

また、実際の手続きでは、

不倫相手と公証役場で顔を合わせることに

抵抗を感じる方も多いです。

そのため、私たちのような士業などに委任して

手続きを進めるケースも多くあります。

委任を行う場合には、委任状を作成し、

そこに実印を押す必要があります。

また、印鑑証明書の添付も必要になるため、

これらの書類が必要だということを

知っておくことは大切です。

委任をすることで、直接のやり取りを避け、

スムーズに手続きを進めることができるので、

精神的な負担を軽減するためにも

検討してみてくださいね。

まとめ

不倫の慰謝料を確実に支払ってもらうためには、

示談書を公正証書にしておくことが

非常に有効です。

万が一、相手が支払いを怠った場合でも、

強制的に執行できることで、

あなたが安心して前に進むことができます。

「公正証書って難しそう」

と思われるかもしれませんが、

まずは、専門家に相談して、

あなたの権利をしっかり守る方法を

考えてみてください。