夫に不倫をされると、「私が至らなかったから?」「不倫相手に負けたから?」と、つい自分を責めてしまう気持ちが湧き上がることがありますよね。同じように感じてしまうサレ妻さん、とても多いんです。
でも、夫の不倫は決してあなたのせいではありません。
不倫をされると、「夫が自分に冷めてしまったからかも」「女としての魅力が足りないのかも」などと思いがちです。
だけど、不倫の理由はそうした表面的なことではありません。
たとえば、佐々木希さんや杏さんのような魅力的な女性でも不倫の被害者となってしまうのです。

夫の不倫の理由は、妻の価値にあるわけではないのです。
不倫は一言でいえば、夫が「理性が欲望に負けてしまった」ということです。
妻として至らないからではなく、夫が自分の心の弱さを抱えていることが多いのです。
不倫夫が、あなたに原因があるように言ったとしても、それは彼の内面的な問題で、あなたに非があるわけではありません。

心理学的にも、こうした自分の弱さから現実逃避するために不倫に走るケースは少なくありません。

不倫をしている男性は、不倫相手を本当に大切に思っているわけではありません。
むしろ、不倫相手が本当に大切なら、その人を巻き込むようなリスクを犯すことはしないものです。
不倫相手に負けたなんて、思う必要はまったくありません。また、夫が自分の罪悪感を和らげるために、「お前のせいだ」「家に居場所がなかった」などと責任転嫁することがあります。これは心理的に「投影」と言って、自己防衛のために他人に責任を押し付ける行動です。そんな言葉を真に受けてしまう必要はありません。

もし夫が「お前が変われば不倫は終わる」と言ったとしても、自分を責めて“愛され妻”を無理に演じる必要はありません。それを本当に望んでいないなら、無理をしていると、更にあなたの心が傷ついてしまうんです。また、かえって夫が甘え、不倫をしたのに妻が優しくなるなんて不倫をやめる必要がなくなりますし、また同じことを繰り返す可能性もあります。

あなたは、家庭を守ろうと一生懸命頑張ってきたはずです。あなたの価値はそのままで十分自分を責めないことが大事なんです。
今はまず、自分の心を守ることが何よりも大切です。最後にもう一度お伝えしますが、不倫の本質は「された側ではなく、した側に問題がある」ということ。どうかそれは忘れずに、自分を信じてくださいね。